• "短縮要請"(/)
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  1. 彦根市議会 2020-06-22
    令和2年 予算常任委員会 本文 開催日: 2020-06-22


    取得元: 彦根市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 午後5時12分開議 ◯委員長馬場和子さん)   ただいまから予算常任委員会を開きます。  本日、本委員会に付託されました案件は、各位に配付しております委員会審査事項のとおりです。  お諮りいたします。  委員長といたしましては、付託されました議案の審査の方法につきまして、議案第67号から議案第70号までを一括議題とし、最初に企画総務消防常任委員会所管事項に相当する予算部分、次に市民産業建設常任委員会所管事項に相当する予算部分、次に福祉病院教育常任委員会所管事項のうち教育委員会以外の所管に相当する予算部分、最後に福祉病院教育常任委員会所管事項のうち教育委員会の所管に相当する予算部分の順に審査をお願いした後、付託議案に対する討論および採決をお願いしたいと存じますが、このような審査方法でご異議はございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 2 ◯委員長馬場和子さん)   ご異議なしと認め、そのような方法で審査することに決しました。  委員各位におかれましては、会議規則第108条の「発言はすべて、簡明にするものとして、議題外にわたりまたはその範囲をこえてはならない」という規定を遵守していただきますようお願いいたしたいと存じます。  また、執行部の方々も、質疑の内容をしっかり把握した上で、簡潔明瞭かつ的確な答弁に努められますようお願いいたします。  なお、必要に応じて彦根市議会基本条例第10条第2項に規定する反問権を行使され、論点整理をしていただきますようお願いいたします。  それでは、議案第67号から議案第70号までを一括議題とし、まず企画総務消防常任委員会所管事項に相当する予算部分についての審査を行います。  これより質疑を行います。質疑はございませんか。  角井委員。 3 ◯委員角井英明君)   議案の概要3ページの、新型インフルエンザ危機管理体制整備事業についてお伺いします。  予算案に係る説明書の2ページで、指定緊急避難場所63か所とあって、非接触式体温計ワンタッチパーテーション350張を購入するということなんですけど、どんなふうに、どこのというか、1か所にどれぐらいの体温計があったり、ワンタッチパーテーションがあるのか。それと、ワンタッチパーテーション使い方はどうなっているのか、教えてください。 4 ◯委員長馬場和子さん)   危機管理課長。 5 ◯危機管理課長(疋田 敏君)   まず、非接触式体温計でございますが、これについては避難場所が63カ所ございますので、63本ということで各避難場所に1本ずつを想定しております。  そして、パーテーションについては、これは全部の避難所に配付するというのがなかなかちょっと難しいので、まずは自主避難場所の8か所、小学校17か所、それと中学校7か所ということで、合計すると32か所にとりあえずは配備をすると。そこに多分入り切らないと思いますので、その分についてはとりあえずは備蓄倉庫に配備をして、必要なところがあればまたそこで搬送するということになるかなと思っております。  使い方としては、今想定しているのが単純な間仕切りということではなくて、テントみたいなタイプのワンタッチでぱかっと開くようなテント式パーテーションということを考えております。テント式といいましても屋根がないタイプでございます。囲いだけのものなんですが、それを350張考えておりますので、それぞれ避難所において、必要に応じて、避難者の方に応じてそれを職員が配備するという形になろうかと思います。 6 ◯委員長馬場和子さん)   角井委員
    7 ◯委員角井英明君)   32か所にワンタッチパーテーションを1個ずつ置いて、あとは備蓄するということですか。 8 ◯委員長馬場和子さん)   危機管理課長。 9 ◯危機管理課長(疋田 敏君)   一つずつということではなくて、置ける分はできるだけその避難所に置いておいた方がいいと思います。ただ、置けるスペースというのが避難所ごとに違いますので、できるだけ避難所にあってすぐ使えるというのがいいと思いますので、できるだけ一つということではなくて幾つか配備していきたいなと思っております。 10 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 11 ◯委員長馬場和子さん)   なければ、議案第67号から議案第70号までのうち企画総務消防常任委員会所管事項に相当する予算部分に対する質疑はこれにて終了いたします。  暫時休憩いたします。                                 午後5時19分休憩                                 午後5時23分再開 12 ◯委員長馬場和子さん)   休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  次に、議案第67号から議案第70号までのうち、市民産業建設常任委員会所管事項に相当する予算部分について審査を行います。  これより質疑を行います。質疑はございませんか。  北川委員。 13 ◯委員(北川元気君)   議案の概要の7ページ、みんなで応援!ひこねカタログチョイス事業についてお聞かせいただきたいと思いますが、これ、様々質疑が今までもありましたし、やっぱり聞いていて、かなり経済効果も、どうなのかなと。それから、市民にとっても分かりづらいなと、センスないなと思ってしまうわけですが、これはそもそもこの事業を決定されたプロセスですね。どういった声があって、誰がどのような提案をしてこういうことをお決めになったのか、その点、ちょっと教えてください。 14 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 15 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   まず、この事業でございますが、最初に市民の方が自粛をされていたということで、自粛要請を受けてご自宅にいた、外出を控えていたということがございました。そのことに関しまして、市民の方に何か楽しんでいただきたい、何か市としてできないかということが一つございました。  それともう1点は、商店街およびそういったお店の方が、お客さんが来ないということがございました。例えばお店の方で在庫を抱えていたけれども、当初、売れるだろうと思って購入したけれども、お客さんが来ないということ、それからまた、観光客向けにいろいろ仕入れたけれども、そういったものも売れない、観光客が来ないということがございましたので、それをマッチングさせて、要は市内の商品を市民の方にお届けして市内循環型の経済対策をするということから始まりました。 16 ◯委員長馬場和子さん)   北川委員。 17 ◯委員(北川元気君)   例えば市内の事業者の方とか、市民の方とか、そういうところから声をお聴きになってこういうことになったというわけではなくて、地域経済振興課の方でこの案を考えられて上げられたということなんですか。 18 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 19 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   お店の方からはものが売れないというお話も聞きましたので、そういったお話を聞いた中で、地域経済振興課の方でこの案をつくりました。 20 ◯委員長馬場和子さん)   北川委員。 21 ◯委員(北川元気君)   ちなみに、そのカタログ掲載品、何種類ぐらい、どれぐらいの見込みをされているのかとか、例えばどんな種類のものが入るのかとか、全く、ごめんなさい、私が聞き漏らしているだけなのかもしれないですけど、イメージがわかないし、説明を市民に対してもできないので、何か分かりやすいご答弁をお願いします。 22 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 23 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   今回、カタログの方に出店していただくものとしましては、出店できる商品ということで、小売業の方であればそのお店のおすすめのもの、例えば食べ物の詰め合わせであるとかそういったもの、それからあと、衣服関係であればTシャツ等も該当しますし、そして飲食の方であればそこのお店で使える商品券ということになります。 24 ◯委員長馬場和子さん)   北川委員。 25 ◯委員(北川元気君)   いろんな商品、でも2,000円と限られていますから、そんなに大きいものとか高価なものはできないと思いますけど、大体そのカタログにはどれぐらい載るんですか、数は。 26 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 27 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   ただいま私どもの方では300種ぐらいを見込んでおります。ですから、1店舗1種類出店していただくということで、300の事業所の方にできれば出店していただきたいという思いでございます。 28 ◯委員長馬場和子さん)   北川委員。 29 ◯委員(北川元気君)   結婚式の引き出物とかで、この中から選んでくださいみたいなカタログがついてくるではないですか。要するにああいうイメージをしたらいいんですかね。 30 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 31 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   そのイメージで結構ですが、冊子としてはそちらの方にお金をかけたくないので、そんな厚手のもので本になっているようなものではなくて、薄い紙になりますけれども、300種を入れたいと。大体大きさとしましてはA3を二つ折りにした形で、そこに1ページ約15から20ぐらいの出品を載せていこうと今考えておりますし、そこには少し各お店からのコメントも載せられたらなということで、今、レイアウト等を考えているところでございます。 32 ◯委員長馬場和子さん)   北川委員。 33 ◯委員(北川元気君)   分かりました。分かったようで分からないんですけれども。  次の概要の8ページのところに、このみんなで応援!ひこねカタログチョイス事業のフローが書かれてあるんですけど、これは1番から最後の7番のところまで、どういう、何日からとか何日まで、最終的に利用期間は10月までということで、市民からすると券がもらえてから3か月ということなんだという説明を受けているんですけど、これはそれぞれいつというのが分かれば教えていただけますか。 34 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 35 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   できるだけ早く市民の方にお届けしたいということで、現在、各お店の出店していただけるかどうかということで、彦根市がこういう事業をしますということでホームページに事前の予告をしております。本日お認めいただきましたら、明日23日からそれぞれお店の方の出店していただく方の申込みが始まります。  その後、今月末ぐらいまでの申込み期間になりますので、そこの出店のデータ、どういった商品か写真等を出していただいて、それを取りまとめまして、その後、現在の6月1日時点での市民の方、住民基本台帳に登録されている方に対して世帯ごとに案内を送ります。これが3週間ぐらい、データ整理と、それから封入の封筒であるとか、それから申込書カタログ等印刷等に時間を要しますので、市民皆様方にお届けできるのが7月の下旬ぐらいを予定しております。  その後、市民の方がそのカタログが届いた中からお好きなものを選んでいただいて、返信用封筒が同封されておりますので、そこに宛先も全部載っておりますから、返信封筒に好きなものを書いたものを入れていただいて郵送で送っていただければ、その受託業者が取りまとめをいたしまして、それをデータ化して各お店の方に何個、どの方からご注文があったという形でご連絡をさせていただくと。その連絡を受けました各お店からそれぞれの市民の方のところに送っていただくという流れになります。  ですから、市民の方にお届けできるのが大体7月下旬頃にカタログをお届けし、それから市民の方が約3か月の間に自分の好きなものを選んでいただいて申込みをしていただくというタイムスケジュールになります。 36 ◯委員長馬場和子さん)   北川委員。 37 ◯委員(北川元気君)   ということは、市民の側から立つと、7月の下旬にカタログが届いて、そこから3か月の期間というのがあるわけですけど、この3か月の期間を超えてしまうと、もうこれは使えない、10月末で終了ということなんですね。 38 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 39 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   そのとおりでございます。できるだけ早い時期に経済を回していきたいという思いから、3か月とさせていただいたところです。 40 ◯委員長馬場和子さん)   北川委員。 41 ◯委員(北川元気君)   分かりましたけど、やっぱり冒頭申し上げましたとおり、制度が分かりにくいことと、それからカタログを作ったり、申請書を作ったり、あれを作ったり、これを作ったりと経費がものすごいかかるし、その割には2,000円全部使ってもらえるかどうか分からないし、郵送とか消費税とかいろんなものもかかってきます。ということは、経済効果もいまいちだということで、それだったら地域通貨なり彦根市内で使っていただけるような何かそういうものを直接2,000円を市民に渡して、そっちの方がシンプルで分かりやすいなと思ったんですけど、これは一応感想にとどめておきます。  以上です。ありがとうございました。 42 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  森野委員。 43 ◯委員森野克彦君)   議案の概要の6ページ、新型コロナウイルス感染拡大防止臨時支援金についてお伺いします。  これは内容を読んでいますと、拡充支援給付を行うほか、休業を行ったが県の受給要件に該当しなかった者に対しての支給ということなんですけれども、基本的には県の休業要請の対象になっている事業者が対象ということで、そこから要件が満たされなかったことによって給付から外れた事業者は、例えば具体的にどういった事業者を想定しておられるんですか。 44 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 45 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   県が休業要請、または時間短縮要請をされた業種がございます。その休業要請等につきましては、4月25日から5月6日までの12日間連続して休業してくださいという要請でございます。やはり12日間休業できない、またされなかった業種の方もおられるかと思います。それはそれぞれの諸事情によりますけれども、彦根市の場合でしたら6日以上休業要請に応じていただいた場合は、これは対象にしましょうということで、県の基準よりは広めの基準で対応していこうというものでございます。 46 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 47 ◯委員森野克彦君)   ありがとうございます。期間は6日だけで大丈夫ということなんですけれども、県の場合、休業する場合にそのお店の店舗の前とかにいついつからいついつまで休業しますというものを写真で撮って、証明書として申請に添付書類として提出してくださいということなんですけれども、彦根市の場合、6日間休んでいたという証明とかというのはどのようにされるんでしょうか。 48 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 49 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   基本的に県と同じようなやり方になるかと思いますが、そこまで、例えばもう既に一月以上前のことでございますので、写真を撮り忘れていたという場合もございます。そういった場合であれば、ホームページ上にこういった案内をしていました、例えばダイレクトメールでお客さんの方に発送していましたとか、それかあと、完全予約制のお店であれば、予約を全部キャンセルしていましたということで分かれば、それは対象にしていきたいと考えております。 50 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 51 ◯委員森野克彦君)   そこまで厳しい書類は必要ないということで理解はしているんですけれども、ただ、この事業の内容が公表されたのが休業要請の期間が多分終わってからだったと思うんですけれども、例えば事業者の中で、12日間、県の要請対象になっていましたけれども、休んでいなかった。でも途中、お客さんが少ないので休業しようと途中で休まれた方とか、いろんな方々がいらっしゃると思うんですけれども、期間が6日だけといいますか、6日にされた理由といいますか、では5日間しか休んでいなかったら給付の対象から漏れるのかとか、その辺は細かい部分なんですけれども、やっぱりこういった支援で線引きの線のラインで対象から漏れたり、給付される事業者とかあると思うので、その辺、どのように対応されるのかだけお聞かせいただけますか。 52 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 53 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   今、委員のおっしゃるとおり、確かに県と一緒のルールであれば一番よかったんでしょうけれども、やはりそれぞれのお店によっては、本当に少しでも開けていた方が赤字幅が少なくなるというお店もございますので、やはりこの県と同じような金額を支給させていただくに当たっては、せめて半分は要請に応じていただきたいなという思いから半分の6日間にさせていただいたところです。 54 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 55 ◯委員森野克彦君)   休業要請の対象になっている事業者と、対象になっていない事業者と、例えばですけれども、美容院とかは対象外になっていますけれども、対象外になっている施設の集客が落ち込んでいないかといったらそんなことなく、普通に休業の対象になっている事業者であっても、対象外の事業者であっても、同じように売上げは減少していると思うんです。  その中で、彦根市としては県の申請が始まった段階では、県の臨時支援金の上乗せとしてはまだ確定していなかったわけですよね。そうであれば、今後どのような支援が市内の事業者にとってベストかというのを検討されて、必要な対策をしていただけるということで待っていたんですけれども、長浜市とかでしたら、その臨時支援金、県の上乗せというものには上乗せがないですけれども、逆に持続化給付金等と同じような形で売上げの減少幅が30%減で、法人の場合で50万円、中小、個人の事業者に対して30万円を支給するという形で支援されています。  これは先ほど説明しました現状からして、休業の対象であったとしても対象外であったとしても、事業者はそれだけの売上げの減少があるので、どのみち県の申請の時期に間に合っていないのであれば、実質的にスピーディな対応が必要というのも分かりますけれども、ただスピーディな対応が県の申請時に同時にできていなかった段階で言えば、長浜市とかでも売上げ減少に対して実質に、リアルに減少して負担が大きい事業者の支援という形で打ち出して対策を打っておられるわけなので、そういった、もうちょっと、拡充とありますけれども、今回の拡充という意味ではなくて、リアルに打撃が大きかった事業者の支援をしていただきたい、その事業内容を期待していたわけなんですけれども、なぜ結局は県の臨時支援金の上乗せという形に収まったのか、その辺の理由だけ教えていただけますか。 56 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 57 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   この事業でございますけれども、これにつきましては当初、できれば上乗せをしたいなという思いもありました。ただ、一度にもらうという方法と、それから継続して支援を受けるという方法がありまして、彦根市としましては継続した、要は県の支援が終わった後に彦根市の事業として継続した支援ができればなということ、それから先ほど申しましたように、県の方で漏れたというか、日数等の関係で対象から外れてしまった方に対しても広くすくい上げるということから、今回提案をさせていただいたところです。 58 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 59 ◯委員森野克彦君)   ありがとうございます。国の方の持続化給付金に関してもそうですし、中小企業200万円、個人事業者が100万円とありますし、2次補正で確定しました家賃支援給付金、それも結局は売上げの減少が50%か、もしくは3か月連続で70%減であるとか、そういった対象になっている部分に関してはいいんですけれども、県の場合は休業要請、その対象者を支援する。こうなってくると、金銭的な給付を受けられなかった事業者に対して彦根市独自として、その対象から漏れた事業者に対しての支援を考えていただきたかったと思うんですけれども、いかがですか。 60 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 61 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   こちらの場合でしたら、確かに市独自ということであれば経営力強化補助金という、これからどんどん経済活動を始めていただく上で、空気清浄機であったり、換気設備であったり、要は三つの密を避けるための施策に対して補助をさせていただくことがこの間の5月の臨時会でお認めいただいたところなので、そういったものを活用していただければなと考えております。 62 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 63 ◯委員森野克彦君)   ありがとうございます。ただ、僕が言いたかったのは金銭的な給付です。何かを買ってその分の補助ではなくて、金銭的な給付が受けられなかった売上げが減少した事業者に対しての支援ということでお伺いしていたんですけれども、最後に、すいません、スピーディな対応ということなんですけれども、これは大体いつぐらいから申請開始になって、いつぐらいの給付開始を見込まれているのか、そのスケジュール的なもの、あと申請の方法なんですけれども、あしたからか分からないですけど、申請開始になったときに、実際、対象になっている事業者がどのような形で申請していくのか、その辺だけ具体的にお願いします。 64 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 65 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   受付につきましては、本日お認めいただきましたら、明日からでも受付を開始いたします。  それから、基本的に郵送等をお願いしておりますけれども、県の支援を受けられた方につきましては県の方でもう認めていただいておりますので、事前審査等はございませんので、申込書と口座番号、それから県の方で頂いたということが分かるものさえ提出していただければ結構ですし、それからあと、もう一つ、要は県の方で日数等が足らないから該当しなかったという方については、その6日間、要請に応じたということが分かるもの等を出していただければ審査をさせていただいて、交付の方をさせていただきたいと思います。  それと、期間でございますけれども、申請をして、特に県の方でもらわれた方が申請されますと約2週間から3週間以内には支給、口座の方に振込をさせていただく予定をしております。 66 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 67 ◯委員森野克彦君)   ありがとうございます。申込用紙とかはどうしたらいいんですか。市役所に取りに行くんですか。ホームページからダウンロードしたりとか。  あと、県の申請が6月26日締切りで終了すると思うんですけれども、県の申請に間に合わなかった場合でも市の方は対象になるんですか。 68 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 69 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   申請書につきましてはホームページの方にアップをすることになりますし、それから県の申請が今月26日までの受付になっております。県の方、例えばし忘れたという方がございましたら、今回、彦根市の方に申請をしていただければ、基準に合っていれば支給の対象になります。 70 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  小川委員。 71 ◯委員(小川隆史君)   概要書の7ページ、私もみんなで応援!ひこねカタログチョイス事業について聞かせてください。  といいますのは、今日、議会の方で認められたら明日からでも募集を開始するというので、みんなが幅広く申込みができるような状態なのかというのをちょっと教えてほしいんですけれども、一つ、先ほど対象事業者は飲食店が483軒、それから小売業が844軒、トータルで1,327軒と教えていただきました。その中で、ここの業者は駄目よとか、そういう対象外というものの考え方があるのか、全てをオーケーにするのか、それを教えてください。 72 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 73 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   対象となる飲食店につきましては、飲食提供ということになりますので、保健所の方の登録をされているとかいう条件は当然必要になってきます。  それからあと、小売業につきましては、その商品を出店できる、それぞれの申込みに対して対応していただける、郵送等を含めて対応していただけるものと考えておりますので、例えば冷凍でないと送れないというものになりますと、当然、冷凍クール便で送っていただくなど費用が高くなりますので、それ以外の方法で考えていただけるようなものを出品していただきたいと思っております。  それとあと、食べ物等につきましては、やはり賞味期限等を十分考えていただくのと、それから食中毒等にならないような梱包であるとか、品物を出品していただくということになりますので、あえて、例えば同じ小売業であっても、これは出せないなという、業種によってこの業種は駄目だということではないんですが、それぞれのお店が工夫をして出していただければなと思っております。 74 ◯委員長馬場和子さん)   小川委員。 75 ◯委員(小川隆史君)   今の話と先ほどの話を総合すると、飲食店についてはお食事券とかそういうのを発行しますよ、それをチョイスされてもいいですよという話だったんですけれども、例えば洋服屋さんであるとか、2,000円を超えるようなものの場合はそれに抑えるようなものができない、2,000円を超えてしまうような商品しかないというところは、例えばそのお店だけがつくられる、商品券ではないんですけれども、こんな券を使っていただいたら結構ですよであるとか、それを超える分についてはまた利用される方が負担をされて自分の、少しでも消費経済を活性化させるというのが目的なので、使ってもらえるようなもの、そういう工夫というのはできないのか。  例えばもっと言うと、理髪店も広く参加してよといったときに、2,000円を超えてしまうんだけれども、その2,000円分だけはこれを使ってもらえますよであるとか、そういうお店が工夫をされて、私はこんなものを提供したいというお申出があったときとかは対応できるんでしょうか。 76 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 77 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   これを制度設計、考えた時期は、先月なんですけれども、この時期にはまだコロナウイルスの感染がどのぐらい収まるのか、また続くのか、状況が分からない時期に制度設計しております。あと、できるだけ密を避けるということで、今お話がありました理髪関係のところであれば、どうしてもお客さんとの接するところが身近になりますので、そういったところでサービスを、2,000円券、例えば部分カラーであるとか、カットの費用にということは果たしてどうなのかなということは内部でも協議をさせていただいたところなんです。結果としては、ものを送ったり、また今の新しいコロナとの時代の中では、やはりカタログ的なもの、またネットでの通販とか、そういったものに移行しつつありますので、できればこういったものを実際に彦根市で行ったときに、地域の商店、または小売業の方もそういったところに一つチャレンジしていただけたらなというのもいろいろありまして、今回、出品できるものと限定をさせてもらったところです。 78 ◯委員長馬場和子さん)   小川委員。 79 ◯委員(小川隆史君)   今、密が危ないからといって理髪店に行けないことはないと思うんです。だから、今のはちょっとどうなんかなというのはちょっと疑問です。  これの趣旨が、売上げが落ち込んだ方を支援するという事業で構成をしていただいて、職員が一生懸命考えたということだったらば、幅広く受入れができるように、もう明日から既にこの事業が決まっていて、あした開始するからもう今から変えられないということではなくて、その根本の趣旨が幅広く助けるんだという気持ちであれば、途中からでもいいし、今からでも考えられるんだったら、こういうものも私のところは考えられるんだけれども、どうだろうという提案があれば、幅広く受けていけるようなものがすばらしいと思うんです。
     要するに、発展途上だからそこの時点で終わりだということではなくて、いろんな手だてで幅広く助けていけるような概念を入れていただけるようなことは難しいんでしょうか。 80 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 81 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   確かに委員のおっしゃるとおり、幅広くいろんな方に出店していただきたいというのは当初あったんですけれども、これを取りまとめる際の事務量であるとかそういったことを考えますと、今はもう小売業、飲食業を中心に今回展開していきたいという思いです。 82 ◯委員長馬場和子さん)   小川委員。 83 ◯委員(小川隆史君)   何回もすみません。今、このままでこの事業を進めると、飲食店を助ける、飲食店ばっかりのカタログになるんと違うかなと思うんです。だから、困っておられる人は飲食業以外の方もおられるわけですから、そういう方も幅広く拾えると言ったら語弊がありますけれども、支援できるものにするためにこの事業を使ってほしいと私は思うんですね。  だから、もう一度聞きます。今からでも検討できないのでしょうか。 84 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 85 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   この事業につきましては明日から30日までの申込みということになりますので、これを制度設計を見直して延ばすとなりますと、市民の方にお届けされるのがまたさらに延びるということにもなりますので、今回は飲食もそうですけど、小売業の方も対象としておりますので、小売業の方もそれぞれおすすめ品を出品していただければなと思っております。 86 ◯委員長馬場和子さん)   小川委員。 87 ◯委員(小川隆史君)   6月30日までに300種を集めるということなんですが、お店が集まらなくてもこの事業はその時点で集まった数だけでスタートするということでしょうか。 88 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 89 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   一応、タイムスケジュール的に申し上げますと、300になるのか、また300以下、また場合によっては300を超えるということもありますけれども、この6月30日が締切りですので、それのときの数でスタートする予定です。 90 ◯委員長馬場和子さん)   小川委員。 91 ◯委員(小川隆史君)   この事業の延期は考えていないということですか。 92 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 93 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   できればこのまま進めたいと考えております。 94 ◯委員長馬場和子さん)   小川委員。 95 ◯委員(小川隆史君)   ちょっと形を変えます。この取りまとめとか発注等の業務委託のうち、その募集の告知もその中に含まれているということなんですが、例えばどういうふうに具体的にこの事業、こんな募集をしますよという募集の公告というのはどういう形でされるんでしょうか。 96 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 97 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   この事業につきましては、もう既に市民の方にこういった事業をしますということで全戸配布されております。事業者の方につきましては、今回の6月定例会でお認めいただけたらこの事業を本格的に始めますので、事前にこういう事業をやりますので、出品の準備をお願いしたいということでホームページにも載せておりますし、それから市内の各商店街の組合長にも事業案内をさせていただいております。  本日お認めいただけましたら、正式な事業開始の募集をまたホームページ、それから各商店街、商工会議所、商工会、観光協会等に通知をさせていただいて、広く募集を呼びかける予定になっております。 98 ◯委員長馬場和子さん)   小川委員。 99 ◯委員(小川隆史君)   その点がちょっと心配していたんです。というのは、ホームページに出しました、以前に広報にも載せました。あとはというのが、先ほど言われたみたいに商工会議所とか観光協会のいうところから周知をしてもらいますというので全部周知をしましたということではなくて、北から南まで市内はあるわけなので、一人でも多くの方がこの事業をしっかりと理解していただけるように、例えば市内にチラシをまくであるとか、そういうことは考えられないのでしょうか。 100 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 101 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   できるだけこういった事業につきましては広く周知をしたいと考えておりまして、あらゆる媒体、例えば今回、商工会議所が出すチラシ等もございます。そこにも載せてもらったりとか、それからあと、お認めいただいた後にまた議員の皆様方にもお知らせをした後、プレス発表というか、新聞投げ込み等をして新聞等にも載せていただきたいなと考えております。 102 ◯委員長馬場和子さん)   小川委員。 103 ◯委員(小川隆史君)   その組織に入っておられるところはその組織に入っている人しか伝わらないので、今おっしゃっていただいたようなことをよろしくお願いしたいと思います。  先ほどの本会議の中で、この委託業務ということなんですけれども、この委託先に四番町スクエアを決めたとおっしゃっていたと思うんですけれども、そこに決められた理由を教えてください。 104 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 105 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   こちらの四番町にお願いしようとしておりますのは、四番町がこういったカタログチョイス的な、ふるさと納税の関係で実績がございます。あと、市内の事業者であります。そして、こちらの四番町につきましては第三セクターでございまして、市の商工観光の行う施策について核となる施設も持っておるということ、そういったことが合致したため四番町にお願いするものです。 106 ◯委員長馬場和子さん)   小川委員。 107 ◯委員(小川隆史君)   分かりました。今の市内業者であるとか、あと第三セクターとはまた別です。そういうふうにノウハウを、ここを見ていると、システム回収のノウハウがあるのか、封入、封緘のノウハウがあるのか、それは採択をされると思うんですけれども、そういうことであれば、ここの四番町スクエアが絶対あかんということではなくて、ここ以外にも市内業者でしっかりと請けてもらえるところは確認をされたのかというのがちょっと心配なんです。だから、四番町スクエア以外でも自分のところができるよという業者がもしあれば、そういう業者を拾うのも支援業務の一つだと思うので、一つに限定せずに、可能な限り幅広い中から選んでいただくというのもお願いできないかなと。  だから、今回出ている予算案について、あまりくどくど聞きませんけれども、例えば近江ツーリズムボードにも補助を出すと決まっているんですけれども、そこ以外にもできないのかであるとか、そんな部分。  委員長、すみません、ちょっと話が変わってしまったんですけれども、例えば近江ツーリズムボードが事業のお話をされたということなんですけれども、これはうち食応援事業補助金について聞かせていただきたいんですが、大丈夫でしょうか。 108 ◯委員長馬場和子さん)   もうカタログチョイスを離れてデリバリーの方にいくんですか。どうぞ。3問に抑えてください。  小川委員。 109 ◯委員(小川隆史君)   その中で、今回は近江ツーリズムボードが言ってこられたんですけれども、例えば商工会であるとか各種の事業組合とかが、自分のところもこんなんで応援の業務ができるよ、事業ができるよとおっしゃってくれば、検討をされるということは可能性としてあるんでしょうか。 110 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 111 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   今回、このようなコロナの感染の関係で経済が大分落ち込んでおります。やはりそれぞれの組織が何らかの形でやっていこうということが私どもの方に相談なり、そういったものが分かれば、当然、市として支援をしていくという考えはあります。 112 ◯委員長馬場和子さん)   小川委員。 113 ◯委員(小川隆史君)   ありがとうございます。ちょっとそのことを聞いたのは、一つのところに最初から決めずに、幅広い中から選んでいけるということをお願いしたい。今回のひこねカタログチョイス事業についても、私は職員が一生懸命考えて、こんなことをしたら業者を助けられるのではないだろうかと思って、それが形になったというのは非常にいいことです。ただ、完璧な事業ではないので、これから、あそこをこうしたらいい、ああしたらいいという変更が求められる点も出てくると思うんです。そのときは柔軟に対応していただいて、またその考えた職員も、あれがうまいこといったんだったら、もう一つこういうのも考えてみようとかいう前向きな対応ができるような事業にぜひともしてほしいと思いますので、そんな考え方は駄目なんでしょうか。 114 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 115 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   今、委員の方からのご提案ということでございますけれども、やはり柔軟に対応できるところにつきましては柔軟に対応させていただきたいと考えております。 116 ◯委員長馬場和子さん)   小川委員。 117 ◯委員(小川隆史君)   ありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。  以上です。 118 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。予算の審査ですので、念頭に置いていただいて、予算に絡めての質疑をお願いいたします。  獅山委員。 119 ◯委員(獅山向洋君)   同じくカタログチョイスの問題なんですが、ここに取りまとめ発注等業務委託料で2億3,090万円と書いてあるわけですが、これは委託料と市民に配る、いわゆる購入券とが一緒になってしまっているのではないかと思うんです。そういう意味で、委託料そのものが幾らで市民に配付するのは幾ら、これは人口さえ掛ければ分かるのかもしれませんが、ちょっと念のために金額的なものを明らかにしておいていただきたいのですが。 120 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 121 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   取りまとめ・発注等業務委託の方で2億円ほどありますけれども、商品経費としまして2,000円掛ける11万2,700人分を計上しておりますので、商品経費としまして2億2,540万円、それから取りまとめ・発注経費として550万円を計上しております。 122 ◯委員長馬場和子さん)   獅山委員。 123 ◯委員(獅山向洋君)   先ほどからのお話で、一応、カタログが300品目というお話なんですが、私はあまりいい方ばかり考えないもので申し訳ないんですけどね、例えば300品目を見ても自分が欲しいと思わなかったとき、そういう場合には結局使わないということですから、言うならば2,000円分放棄したということになるわけです。ただ、そのときに、お聞きしておきたいのは、ここに書いてある商品、飲食サービスの購入券、これを人にただであげたり、あるいは2,000円だけれども1,000円でいいわといって売ったりするようなことはいいのか、悪いのか、その辺についてお尋ねしておきたいんです。 124 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 125 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   今回、市の方から各世帯宛てにお送りする引換券ですが、これにつきましては基本的に転売はできません。そして、ご購入いただけますのも、お名前の載った方、また家族だけになりますので、その方がもう使わないからあげますよということで違う方にあげられて、違う方がそれで申込みをされても、そちらの申し込まれた住所のところにはいかないと。  あと、例えば飲食店から食事券が送られてきました。お食事券を送られたときに、その方が使わないから、食べないからあげるということになると、こちらの方では全く分かりませんので、それは市民の方の常識になるかと思います。 126 ◯委員長馬場和子さん)   獅山委員。 127 ◯委員(獅山向洋君)   今おっしゃったのでは、要するに購入券に市民の名前が記載されていると、こういうことなんですか。 128 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 129 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   カタログ申込み券の中にはお名前は載っております。 130 ◯委員長馬場和子さん)   獅山委員。 131 ◯委員(獅山向洋君)   そうしますと、購入券そのものは無記名なんですね。 132 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 133 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   彦根市から各世帯にお送りさせていただくときに、定額給付と一緒なんでございますが、それぞれ世帯主の方のお名前、それから家族の方のお名前があって、お宅は3人おられますので3口ですというのが定額給付の場合でもございます。  私どもの今回カタログチョイスも、世帯主の方のお名前と住所のところにお送りするわけですけれども、それが案内書です。もう一つは申込書というのがございます。申込みの方には世帯主の方の住所と名前、そして口数、ここの家は、例えば3人家族であれば3口まで申し込めますので、ここに品番を書いて申し込んでいただく形になります。  取りまとめて、例えば市内の業者にこの商品が幾つ発注があったということであっても、お届け先の住所が分からないとお届けできませんので、必ず住所と、それから電話番号等を記入していただいて申し込んでいただくことになります。 134 ◯委員長馬場和子さん)   獅山委員。 135 ◯委員(獅山向洋君)   私は、この議案の概要に「商品や飲食サービスの購入券を配布するもので」と書いてあるから、それで聞いているんです。購入券はそういう家族の名前とかが書いてあるのかどうかということなんです。そうでなかったら、この表現がおかしいのではないかなと思うので。 136 ◯委員長馬場和子さん)   先ほど転売とかいろんな話が出ましたよね。だから、その購入券に申込者のお名前が書いているのかを確認されているんです。  地域経済振興課長。 137 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   例えばお店、飲食店の方から発行されます購入券につきましては、個人名等は記載されていないです。 138 ◯委員長馬場和子さん)   獅山委員。 139 ◯委員(獅山向洋君)   要は、説明として「市民全員に対し、1人当たり2,000円相当の商品や飲食サービスの購入券を配布するもので」と書いてあるから、購入券という表現だったらこれは無記名ではないかなと思ったので確認しているだけなんです。あまり、もうそれ以外の説明はいいんです。要は、一体購入券とはどんなものだということを聞いているんです。 140 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 141 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   購入券というか申込み券です。カタログが送られてきますので、カタログの中から選んでいただいたものをそこに申し込んでいただく、購入できる形なんです。 142 ◯委員長馬場和子さん)   獅山委員。 143 ◯委員(獅山向洋君)   要するに、購入券はないということですね。というのは、私が今しつこく聞いているのは、こういう表現だったら普通の商品券と対して変わらないではないかなと思いましたので、そういう意味で購入券とは何ぞやということを聞いているだけなんです。今のご説明だと、購入券というのはないわけですね。 144 ◯委員長馬場和子さん)   地域経済振興課長。 145 ◯地域経済振興課長(高月多智男君)   購入券というものではないです。 146 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 147 ◯委員長馬場和子さん)   なければ、議案第67号から議案第70号までのうち市民産業建設常任委員会所管事項に相当する予算部分に対する質疑はこれにて終了いたします。  暫時休憩いたします。                                 午後6時14分休憩                                 午後6時20分再開 148 ◯委員長馬場和子さん)   休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、議案第67号から議案第70号までの福祉病院教育常任委員会所管事項のうち、教育委員会以外の所管に相当する予算部分についての審査を行います。  これより質疑を行います。質疑はございませんか。  森野委員。 149 ◯委員森野克彦君)   1点、妊婦特別支援給付金についてお伺いします。  国の方の特別定額給付金が4月27日までに生まれた方が対象となっておりまして、28日以降に生まれた方が対象外ということになっています。その不公平を是正する対策として、各自治体が、今どれだけか分からないですけど、30、40以上の自治体がその不公平を是正するために独自の対策を検討されて支給されているということもありまして、本来であれば国がこの不公平を是正する支援の方も追加でしていただきたいところなんですけれども、それができないということで各自治体の方でされている、このような妊婦さんの支援なんですけれども、この彦根市の妊婦特別支援金給付事業についてなんですけれども、この意味合いというのは定額給付金の1日差で対象とならなかった方を対象としているのか、単に妊婦さんに対しての支援を対象として設定されているものなのか、まずお聞かせください。 150 ◯委員長馬場和子さん)   健康推進課長。 151 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   この制度につきましては、国の特別定額給付金の対象とならなかった、外れた方の救済という意味合いもありますけれども、彦根市で独自に考えさせていただいたときに、なるべく早く支給をしたいと、生まれたお子さんとなりますとこの後ずっとどこまでということになりますので、できるだけ早く支給をしたいということで、妊婦を対象とした事業ということで考えさせていただきました。 152 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 153 ◯委員森野克彦君)   特別定額給付金の対象から外れた方の支援も兼ねているけれども、ただ彦根市の制度の趣旨としてではなくて、妊婦自体に対しての支援ということになるんですか。その内容の趣旨によっては、例えば生まれてこられる子どもさんが1日違った段階でとなると、では、例えば妊婦さんが双子だったり三つ子だった場合に対して、その対象額、給付額というのが変わってきたりするので、その辺がどうなのかなというのがあって、まず最初に聞かせていただいたんです。 154 ◯委員長馬場和子さん)   健康推進課長。 155 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   国の特別定額給付金の対象から外れるというところをどう救おうかと考えたときに、彦根市としてどうするのかというところで考えて、なるべく早くの支給ということで、繰り返しになってしまいますが、ここで妊婦という形をとらせていただいたので、兼ねてもいますし、そこを救いたい、外れる方たちを救いたいということで考えたときに、妊婦を対象としたと。ただ、妊婦を対象としておりますので、双子とかという方についても妊婦を対象ということで、1人分しか考えていません。 156 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 157 ◯委員森野克彦君)   ありがとうございます。この基準日なんですけれども、4月27日時点で妊娠されている方となっていますけれども、国の特別定額給付金は4月27日生まれの方は対象になるんですよね。例えば4月27日にお生まれになったお子さんは国の特別定額給付金の対象になりますし、4月27日時点では妊婦でもあったということであれば、市の給付金の対象にもなるということですか。
    158 ◯委員長馬場和子さん)   健康推進課長。 159 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   4月27日の時点で妊婦であった方ですけれども、27日にお生まれになった方はもう妊婦ではないので、27日に妊婦であった方が対象になります。28日にお生まれになった方については、もちろん27日の時点で妊婦だということで該当します。 160 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 161 ◯委員森野克彦君)   すいません、27日時点ということだったので、その日にち時点で言えばお生まれになったし、27日の時点では妊婦でもあったので、要は兼ねていますよね。妊婦であって妊婦でなくなった、要はお生まれになったということなので、だから27日時点に生まれた方はどうなのかなという、妊婦でもありましたよね、生まれるまでは、27日時点で。 162 ◯委員長馬場和子さん)   健康推進課長。 163 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   ここで4月27日という日付を出したのは、あくまでも国の特別定額給付金の基準日がこの4月27日でしたので、その基準日を基に考えるということで、その時点で出産をされた方については国の方の定額給付金の該当となりますので、今回は除外させていただきたいと思います。 164 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 165 ◯委員森野克彦君)   分かりました。では、27日にお生まれの方は対象ではないということでいいんですよね。分かりました。  あと、各自治体で、先ほども答弁にありましたけれども、いつまで給付対象にするかというので、やっぱり自治体として、先ほどからも言っておられるとおり、二つの意味合いを兼ねてこの給付を制度設計されているということであれば、1日遅れで生まれる、生まれない、要はその境目にある方の不公平の是正をということで自治体が検討されて、来年の4月1日までに生まれた方を対象にしていたりにもなっていますし、なぜ彦根市が4月27日時点を基準として切っているのかということと、例えばこれ、ちょっと医学的なことで分からないんですけれども、6月1日までに申請しないといけないと、先ほどの質疑でもあったんですけれども、6月2日の段階で、例えば病院に行って健診を受けられて妊娠されていましたとなったときに、4月27日以前に、要は妊娠されていたという方もいらっしゃるのかなと思うんですけれども、その方々は対象にならないということなんでしょうか。 166 ◯委員長馬場和子さん)   健康推進課長。 167 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   まず、なぜ4月27日で切ったかというのは、先ほども説明させていただいたとおり、特別定額給付金の基準日だったということです。  それから、もう一つの6月2日以降の方についてですけれども、まず4月27日時点で妊娠をされていた、妊婦さんというのはどういう方なのかというと、まずはその時点で本人が気づいて受診をされて、先生に妊娠届出書というものを書いていただいて、それを提出すると母子健康手帳が発行されます。大概、母子健康手帳を持っていらっしゃる方が妊婦という扱いになるんですけれども、そういう方たちを最初想定しました。その方たちが届出を出すのに、少なくともなかなか受診できなかったりとか、それから届出書が手元にあっても、コロナ禍で健康推進課の窓口に来られないとかということもありましたので、非常に広くとって、1か月を見れば届けていただけるかなと考え、6月1日とさせていただいたところです。  ただ、6月1日まで広げますと、今度は初めて6月1日に受診をして、やっと書いてもらえたという方も含まれてきます。もちろんその方たちも拾っていこうということで考えさせていただいていますし、さらにもっと遅く気づいたとかという6月2日以降の方につきましても、先ほどの答弁で答えさせていただいたとおり、柔軟に対応していきたいと考えております。 168 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 169 ◯委員森野克彦君)   6月1日までに届出を出しているということではなくて、それ以後の届出の提出でも大丈夫という認識でいていいのかなと思うんですけれども、例えば今病院に行って、妊娠3か月目ですとかと言われる、またそれは4月27日までにということなので、その辺も、届出を提出する時期に関しては6月1日どうこう関係なくということでいいんですか。 170 ◯委員長馬場和子さん)   健康推進課長。 171 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   6月の、どこまで今度は拾っていくかということになるんですけれども、一応、予定日が1月11日以降の方を省かせていただくということで考えております。なぜかといいますと、予定日が1月11日の方につきましては、4月27日時点で3週になったばかりということで、3週というと、もし妊娠していたとしてもまだ本人も気づいていらっしゃらないような状態の方になりますので、そこで線を引かせていただきたいと思っています。 172 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 173 ◯委員森野克彦君)   ちょっと基準が分かりにくいんですけれども、例えば今、検診に行って、4月27日以前に妊娠していたというケースももちろんあるんですよね。 174 ◯委員長馬場和子さん)   健康推進課長。 175 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   なぜ1月11日以降の方を除くとさせていただいたかということですけれども、今回の予算案の議会への説明とか報道機関への説明があって、新聞で報道されたことを受けまして、妊娠が確定できないような早期の方が医療機関に行って書いてほしいというようなことをおっしゃられた方がいらっしゃって、医療機関の方からどうなっているんだということでお電話をいただきました。そのほかにも健康推進課の窓口で、先生はまだ書けないと言っているんだけれども、妊娠はしていると思うので、妊娠証明書を代わりに出すので受け付けてもらえないかというようなお話もありました。  もともと4月27日時点で安定して母子手帳が発行できるぐらいの方を対象にしていたので、すごく早い段階の方たちが医療機関に書いてくれと言われると先生方も非常に困られるということもあって、医療機関へのご負担であるとか、受診の混乱、ちょうど報道されたのが金曜日で6月1日が月曜日でしたので、土曜日と月曜日という医療機関としては忙しいときにそういうことで混乱するということがこちらとしては懸念されたので、ちょっとあり得ないところということで、1月11日以降の予定日の方を外すということで整理をさせていただきました。 176 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 177 ◯委員森野克彦君)   ありがとうございます。今言っておられるような、妊婦の気持ちはすごくよく分かると思うんです。やっぱり期限を切られて、ここから対象外になるとか、いつまでに子どもが生まれたらとかという基準を設けられると、この制度の趣旨自体が、出産までの間に不安を持っておられる妊婦が経済的にも精神的にも安心して出産ができるようにという支援でやっていただいているのに、そういった細か過ぎるような設定をされると、やっぱりそこで対象から漏れたりとかという、また同学年で不公平があったりとかということになるので、それであれば、妊娠の時期というのも曖昧ではないですか。それだったら妊娠の時期ではなくて、例えばある市町では同学年で給付がされている、されていないということを避けるようにとか、そういった期限で切っておられるところもありますし、もっと言えば、今妊娠されていなくても、今から、こんなコロナ禍の中で子どもを産み育てられるかどうか不安でやめておこうとか、もしくは妊娠していてもそれをやめてしまおうという方だっているわけではないですか。彦根市として、やっぱり子どもを産んで育てやすい環境、そういった支援をするのであれば、そんな1か月、2か月どうこう、1月11日がどうこうとかという日にちではなくて、せめて、別に今からでもいいではないですか。今から子ども、こんな中だけどもやっぱり子どもを持ちたいと思って来年の3月末まで、4月1日までに生まれる方でもいいではないですか、現段階で妊娠されていなかったとしても。そのぐらいの支援はやっぱりやっていただきたいなと思いますけれども、いかがですか。 178 ◯委員長馬場和子さん)   健康推進課長。 179 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   本当にそうだとは思いますけれども、医療機関の混乱を避けるために1月11日という基準を設けてしまいました。それによって医療機関の混乱はある程度避けられたと思うんですけれども、そのときに多分医療機関側は、あなたは今、対象にならないので、無理には書かないで、ちゃんと正規のときに書きましょうということでお断りされている方が何人かいらっしゃると思うんです。そういうことを考えますと、今年度中というよりは、本来、そうですね……。できればどこかで切らないといけないとしたら、これでもすごく広く拾っていて、1月10日までの予定日の方といいますと4月27日時点では本当に本人さんが妊娠に気づかないぐらいの、やっと着床したばかりの方も含まれていますので、そこは広く拾わせていただきたいと思っております。 180 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 181 ◯委員森野克彦君)   最後なんですけれども、1か月で大体どのぐらいのお子さんが生まれられるんですか。1月11日までではなくて4月1日までという、そこまで延ばしたところで、1人当たりの妊婦に対して10万円の支援で、3か月でどれだけの人数が増えるんですかね。それでこの対策の本来の趣旨である、今から彦根市で子どもを産んで育てていって、現在、不安を持っておられる妊婦さんを経済的な、精神的な不安から解消してあげようというのであれば、それぐらいの支援は、そのためにいろんなところから、病院関係も寄附であったりとか財源を確保してもらっているので、その本来の趣旨に合った、今の妊婦さんに対してできる限りしてあげられる期限を切っていただきたいと思いますけれども、いかがですか。 182 ◯委員長馬場和子さん)   健康推進課長。 183 ◯健康推進課長(棚瀬惠理子さん)   大体月に妊娠届出が、母子手帳を発行する数ですけれども、80ぐらいになります。なので、一月で、給付費だけで800万円になります。 184 ◯委員長馬場和子さん)   森野委員。 185 ◯委員森野克彦君)   今から少子高齢化が進む中で、彦根市で子どもを産んで育てていこうと、そういった方々に対してできる限りの支援をしていただきたいと思いますので、その辺、また検討してください。お願いします。  以上です。 186 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。  辻委員。 187 ◯委員(辻 真理子さん)   予算の概要の16ページですが、病院事業会計について少しお尋ねしたいと思います。  新型コロナウイルス感染症対策に対する寄附をしてくださる方があったということで、それも500万円という高額な寄附があったということで、本当に医療従事者の方に対する感謝の気持ちをみんな今は持っていますが、それを形にしてくださる方があったということで、本当に心が温まる思いですが、これを病院側では、自動で来院者の体温を測定するAI顔認証式体温測定カメラシステムの購入に充てると予算の概要に書かれてありますが、個人で今、自動で測るのがあるんですけど、あれは一人ひとり大変だなと思っていたんですが、この新しいのは今までのものと違う、どのようなメリット、新しい機械をどのように使われるのかということを聞きたいと思います。 188 ◯委員長馬場和子さん)   病院総務課長。 189 ◯病院総務課長(種村慎洋君)   今回、寄附を本院の新型コロナウイルス感染症対策に役立てていただきたいということで500万円頂きまして、院内でコロナ対策ということで協議の方を行いまして、今回、議案の概要にございますように、AI顔認証式の体温測定カメラシステムを導入することといたしました。  このカメラシステムというものは、最近ですと他の施設でも一部導入されているところもあり、一定定着してきたんですけれども、現在の検温というのが職員の方がフェイスシールドを顔に覆いまして、マスクをして、そういった身につけた状態で病院職員が来院者の方に接近をしまして、首元でありますとか額の方で機械を用いまして検温を行っております。少し大げさに言いますと、威圧感というか、来院者の方にとっては不快感を感じる方もいらっしゃるということでありまして、またそういった検温業務についてはかなり多くの職員、多いときですと4名、5名といった職員がトリアージポストで検温業務に従事をしているという現状がありまして、そういったところを何とか解消したいということで、その業務の省力化によって職員の負担を軽減しつつも正確な検温を行いたい、そういう体制を採りたいと考えておりました。  そうしたことから、今回、このご寄附を活用させていただきまして、AI顔認証式のカメラを正面玄関入り口と時間外入り口の方に設置をさせていただきたいと思っております。このカメラといいますのが、約3メートル離れた位置からAIカメラによって人の顔を認識しまして、サーモグラフィーによって体温を瞬時に測定を行うと。それで、来院者の方は自らモニターに映る画面を見ていただけるということで、ご本人で自分が今、体温が何度かというのが、ご自身の画像のちょうど額部分に30何度とか、表示をされるということで、従来の職員が手で行います検温よりも迅速かつ安全に実施ができるということで、安心して施設にご入館をいただけるということでございます。 190 ◯委員長馬場和子さん)   辻委員。 191 ◯委員(辻 真理子さん)   ありがとうございました。患者さんにも、それから医療従事者にも、両方に優しく対応できるということでとてもよく分かりましたので、ありがとうございました。  この機械は近隣の病院とかではまだなくて、彦根市立病院だけかなと思ったりするんですが、その辺りはいかがですか。 192 ◯委員長馬場和子さん)   病院総務課長。 193 ◯病院総務課長(種村慎洋君)   近隣の病院につきましては、県内の病院の方、これは業者の方に確認していますと、済生会の滋賀県病院であるとか長浜市立病院、高島病院が、まだ導入はされていませんけれども、検討をしているということでした。あと、近くの病院では、豊郷病院の方はもうサーモカメラの方を導入されております。全国的にも多くの病院でありますとか公共施設で整備をされているところです。 194 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 195 ◯委員長馬場和子さん)   なければ、議案第67号から議案第70号までの福祉病院教育常任委員会所管事項のうち、教育委員会以外の所管に相当する予算部分に対する質疑はこれにて終了いたします。  暫時休憩いたします。                                 午後6時44分休憩                                 午後6時48分再開 196 ◯委員長馬場和子さん)   休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  次に、議案第67号から議案第70号までの福祉病院教育常任委員会所管事項のうち、教育委員会の所管に相当する予算部分について審査を行います。  これより質疑を行います。質疑はございませんか。  北川委員。 197 ◯委員(北川元気君)   時間も遅くなりそうなので、ものすごく手短にします。  小学校教育用コンピュータ整備事業と中学校教育用コンピュータ整備事業、議案の概要書で13ページになりますけれども、この中では、要するにWi-Fiルーターが小学校では何台、中学校では513台とか書いているんですけど、これで足りるのかというシンプルな質問が一つ。  それから、GIGAスクールサポーターを配置されるということで、17校割る4校で2名ということなんですけど、これはどういったところに委託をされようとしているのか、どういった事業をされるのかということを、もう簡単で結構ですので、手短に、簡潔に教えてください。 198 ◯委員長馬場和子さん)   教育総務課長。 199 ◯教育総務課長(前川 学君)   モバイルWi-Fiルーターの必要数でございますが、これは国庫補助対象経費というのがありまして、1台当たり1万円が上限となっております。それと、この数については就学援助費を受給している生徒および特別支援教育就学奨励費を受給している児童・生徒の合計に調整率を掛けた金額が上限とされております。今回は令和元年度の就学援助受給者と特別支援教育就学奨励費の受給者の人数で予算要求をしております。  なお、各家庭におけるWi-Fi環境の状況確認は、臨時休業とかがございまして予算要求までに実情の把握ができなかったことから、この予算上限において予算を要求しております。現在確認中でありますので、この結果により台数は精査してまいりたいと思いますが、この上限よりは下回るのではないかという見通しを持っております。  続きまして、GIGAスクールサポーターなんですけど、これは今回、急速にICT化を進める、タブレットを全学年に渡すということになりますので、現場の学校教員の方に大きな負担がかかると考えられます。その関係で、学校における環境整備の初期対応、これを技術的な面から支援していただくもので、業務としてはICT環境の全体把握をして、実現に向けた提言とか、あと工事や端末の納品の検品作業、そして端末の使用ルールの作成、使用方法の周知、研修等を担っていただく人材として予定をしているところでございます。  どのようなところに頼むかということなんですけれども、ICT関係企業のOBや事業者の方を活用したいと考えております。また、文部科学省の方からも人材の紹介を支援する予定も示されておりまして、こうしたところを活用し人材確保に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 200 ◯委員長馬場和子さん)   北川委員。 201 ◯委員(北川元気君)   Wi-Fiルーターは足りるんですかということで、何か上限よりも下回るとかと答えたけど、要するに足りるんですか、足りないんですか。足りないときはどうするんですか。これを簡潔にお答えください。 202 ◯委員長馬場和子さん)   教育総務課長。 203 ◯教育総務課長(前川 学君)   今、予算上限で要求しておりまして、それを超えた場合は必要数に合わせて調達したいと思っております。 204 ◯委員長馬場和子さん)   足りるのか、足りないのか、明確にお答えください。  教育総務課長。 205 ◯教育総務課長(前川 学君)   足りない場合は追加をさせていただきます。  以上です。 206 ◯委員長馬場和子さん)   北川委員。 207 ◯委員(北川元気君)   現状ではまだ分析中なので、この予算内で足りると見込んでいるけれども、仮に足りなかったら追加でするということですね。分かりました。ありがとうございました。 208 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに質疑はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 209 ◯委員長馬場和子さん)   なければ、議案第67号から議案第70号までの福祉病院教育常任委員会所管事項のうち、教育委員会の所管に相当する予算部分に対する質疑はこれにて終了いたします。  以上をもちまして、本委員会に付託されました議案第67号令和2年度(2020年度)彦根市一般会計補正予算(第4号)、議案第68号令和2年度(2020年度)彦根市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第69号令和2年度(2020年度)彦根市病院事業会計補正予算(第2号)、議案第70号令和2年度(2020年度)彦根市水道事業会計補正予算(第1号)の質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。                                 午後6時54分休憩                                 午後6時57分再開 210 ◯委員長馬場和子さん)   休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  これより、議案第67号から議案第70号までの各議案に対する討論を行います。  なお、討論に当たりましては、冒頭に議案番号と議案に対する賛成、反対の立場を述べていただきますようよろしくお願いいたします。  討論はございませんか。  獅山委員。 211 ◯委員(獅山向洋君)   私は、議案第67号につきまして反対の討論をいたします。  私の反対の一番の主眼は、議員報酬の10%削減条例が上程されているということでございます。確かに10%削減の可否についてはいろいろ議論があったところですが、私が問題にしているのは、この条例制定の経過でございます。簡潔に申しますと、とにかく5月臨時会においていきなり会議案が出てきたと。これは地方自治法に違反しておる。しかも、この議員報酬の削減について緊急性があったかどうか、これについてもなかったと考えております。そういう意味で、まずこれが一番大きな反対の理由でございます。  それから、もう一つは、今いろいろと質問したり、議論したりしてきたわけですが、私もカタログチョイスの問題は、どうもなかなか腑に落ちないというか、よく分からないというところで、分からないことについて賛成するというのも妙な話なので、そういう意味で、カタログチョイスについては分からないという理由で反対しておきたいと思います。  それから、もう1点は、小・中学生、高校生もですかな、図書カードを配るということなんですけどね、教育長は自主性をどうのこうのとかおっしゃっているけど、何か変な話でして、とにかくこの図書カードというのはまさに金券なんです。幾らでもお金に変えられるわけです。しかも、これはどうも親に郵送されるようなので、そうすると、親の方で本当にお金に困っておられる方、私は金券をお金に替えることに反対するわけではございませんが、ただ、本来の趣旨に反したような使われ方をするのではないかと、そういう意味で、やっぱり反対せざるを得ないわけです。  それと、もう1点は、普通、子どもらに5,000円も図書カードをやるということ自体がおかしな話で、例えば3人の兄弟だったら1万5,000円も入ってくるわけで、そうしますと、子どもらは、例えば漫画でも買おうかと思ったら、買ったらそれを回し読みするわけです。私なんかは6人兄弟でしたので、幾らでも私が買ったものを妹も弟も読んでいたわけで、そういう意味で、何となく変だなという感じを受けているわけです。  しかも、先ほど申し上げましたように金券でございます。これを本当に子どもがそういうもので、図書券で買うのか、恐らく親でしか買えないだろうと思うので、そういう観点から言いましても、これはおかしな予算だなと私は思っております。  それと、申し上げましたように、これは本当は、こんな5,000万円ものお金をつぎ込むんだったら、きちっと学校に図書という形で予算をつけて、そうして子どもらにいい図書を買ってあげるということが本当に重要なことではないかと、それが教育委員会なり、あるいは学校の仕事ではないかと私は思っております。そういう意味で、どうも自主性を育むなんて、これは取ってつけたような理屈ではないかなと私は思っております。  さて、もう1点だけ申し上げておきたいのは、私も今日、質問で二つほど、議運の方の決定で議長からこれは駄目だと言われたわけですけれども、皆さんもご承知のとおり、市民に配られたビラには、公共施設の感染防止対策として、トイレ手洗い器の自動水栓化というのが載っていたわけなんですね。確かに臨時会では出ていましたけれども、当然、これは彦根市内の全体の公共施設について調査した上で、そうして予算でもおつけになるのではないかと思っていたんです。そしたら、何もついていないわけですね。これもおかしな話で、これだけ市民に宣伝していながら、解釈としては、もう彦根市内の公共施設は全部自動水栓化できているとしか理解せざるを得ないわけで、その点を1点確認したかったということです。これはない予算について質問したら駄目だと、こういうことなんです。  それと、もう1点は、この地域経済を回復させる取組でプレミアム商品券の発行、国の施策の動向を見極め実施を検討します、これも5月25日時点のビラに書いてあったわけですね。これは確かに私もある女性から質問を受けたんですよ。プレミアム商品券は過去に何回も発行しているので、ぜひともそれが発行されたら自分も駆けつけたいという気持ちで、いつこれは発行になるんですかと、こう言われるわけです。私は国の方の政策の動向を見極めてという話ですと言ったら、国の方はやるんでしょうと。こういうふうに書いてあると、見極めと言いながら国が考えていると理解しておられるわけです。ですから、その点についても、やっぱりその女性がここまで聞いておられて、関心を持っておられるなら、やっぱりこの機会に、予算としてないけれども、確認しておきたいと思ったわけです。  それともう一つ、最後は、これは質問には入っていないんですけど、私としては、今回の予算で入っていないのに非常に残念に思いましたのは、県内の首長の皆さんが期末手当を全額返上というのをたくさんおやりになったわけです。申し上げましたように、私もこれは匿名の投書で、ぜひこれは聞いてくれと言われたのでお尋ねした、それに対して市長はお答えになりましたけれども、しかし、ここまで県内の首長が一生懸命やっておられて、当然、今回、この追加予算で彦根市の三役も、全額返上かどうかは別にして、もうちょっと市民に、寄り添うという言葉は嫌ですが、寄り添ったことをおやりになるのかなと思っていたんですが、それもなかったわけです。  ですから、ある意味でないないという、私から見ればちょっとあるべきところがないような予算だったので、そういう意味で反対の一つの理由にもしたいと思っております。
     以上、いろいろと申し上げましたけれども、また本会議で同じことをしゃべらないといけないので、なるだけ短くしておきたいと思います。どうもありがとうございました。 212 ◯委員長馬場和子さん)   他に討論はございませんか。  角井委員。 213 ◯委員角井英明君)   議案第67号について、反対の立場で討論します。  反対の理由は、GIGAスクール構想への予算が入っていることです。まず、この事業は安倍政権の肝入りプロジェクトです。現場からの声で予算化されたものではなく、大企業の利益を見越した押しつけ事業であることを指摘したいと思います。  また、今後必要になる端末の更新や維持のための予算を国が最後まで責任を持つのか、確認できていません。これからどのくらいの維持費がかかるか分かりません。ランニングコストが自治体の財政を圧迫するのではないかという研究者の指摘もあります。ICTを基盤とした先端技術等の効果的な活用や、そのための環境整備の必要性は十分認識しています。また、今回のような休業措置がとられた場合、ICT環境による在宅学習は有効であり、子どもの学習権を保障することにつながるということも認識しています。しかし、一人ひとりに端末を与えるのであれば、全ての子どもたちの家庭に端末が使える環境整備が必要であり、それに伴う予算措置を優先し、予算化すべきです。  三密を避けるための努力をし、神経をすり減らしている教育現場の願いは、ゆとりのあるスペースで、20人程度の少人数でじっくり子どもたちと向き合うことです。窮屈な学校生活を余儀なくされている子どもたちに、コロナの終息後に少人数学級をプレゼントするための予算こそ真っ先に確保されるべきだと訴えて、反対討論とします。 214 ◯委員長馬場和子さん)   他に討論はございませんか。  北川委員。 215 ◯委員(北川元気君)   議案第67号、一般会計補正予算に対し賛成の立場で討論いたしたいと思います。  珍しく賛成なんですけれども、5月臨時会ではしょぼ過ぎるコロナ対策だと大声で批判をさせていただきました。それは、長浜市と比べて僅か10分の1程度の予算規模であって、本当に急がないといけないのに何をやっているんだという意味で申し上げましたけれども、今回、長浜市には劣るものの、県内他市と見比べても遜色ないそれなりの額というものをしっかりとつけていただきました。  事業一つ一つを挙げれば突っ込みどころはたくさんあります。みんなで応援!ひこねカタログチョイス事業、これもセンスないなと思いますし、中小小売商業対策事業についても6日間の制限とかであって、そこももうちょっと柔軟に、あるいは業種も超えて経済対策を打ってほしいなとか、妊婦特別支援金給付事業についても日にちの基準がもう少しとか、やっぱりこれからお子さんを持って産んで育てていこうと思っておられる、そういう方々の支援というのは手厚くしてほしいなとか、いろんな突っ込みどころはあるんですけれども、今はコロナ禍なので、まずは早急に市民の皆さんの生活を支えていただきたいという思いで賛成させていただきたいと思います。  なお、令和会を代表してここで討論をさせていただいておりますつもりですので、本会議では討論は私はいたしませんので、以上を申し上げて、賛成の立場で討論いたしたいと思います。ありがとうございました。 216 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに討論はございませんか。  黒澤委員。 217 ◯委員(黒澤茂樹君)   それでは、私も議案第67号に賛成の立場から討論をさせていただきます。  新型コロナウイルス感染症の拡大によりまして、日本経済はもとより、本市におきましても地域経済、また市民生活に大変な、また深刻な影響が出てまいりました。そういったことで、彦根市におかれましては「感染拡大から市民を守る取組」「生活・雇用・事業を守る取組」「地域経済を回復させる取組」と、三つの柱を立てていただきまして、いろいろ地域の実態に則した迅速な対応をしていただけると考えております。  特に具体的には、雇用情勢が悪化しまして、内定取り消し者とか解雇の取り扱いを受けた方、そういった彦根市民の方を対象とした会計年度任用職員の採用の施策、また子どもや子育て世帯の経済的、精神的な負担を軽減するための子ども・子育て応援給付金事業など、一日も早く実現をしていただきたいと思います。  また、さらにこの梅雨に入り、また今後、台風等で大雨等の自然災害が発生したときに、避難場所において感染症対策を万全にしていただくということが必要で、避難場所でのワンタッチパーテーション体温計の配備など、早急に配備をお願いしたいと思います。  あわせて、GIGAスクール構想につきましても、彦根市の児童・生徒だけが全国から遅れるわけにはいきません。しっかりと対応をしていただきたいと思います。  一方で、少しどうかと思うものもございます。例えば何度も出ておりますうち食応援事業につきましては、公平性であるとか効果については少し疑問もございますし、商工会の育成事業で商工会議所の会費の20%減免分を彦根市の方で補助するということでございますけれども、会議所自身の経費削減策は十分であったのかどうか、そういった精査があったのかどうか、また市外に本社がございます大企業の分の会費も市民の税金で補助する必要があるのかどうか、こういったこともございます。これらにつきましては、都度都度、実際業務を進めていただく中で精査をして、しっかりと処理していただけると思いますし、今後の議会でもチェックをされると思いますし、来年の決算特別委員会でもしっかりその効果などの調査もさせていただけると思っています。不十分な点だけを見まして全体に反対するということにつきましては、これこそ市民の皆さんにとんでもないご迷惑をおかけすることになると思います。議員としまして、市民の負託に応えることができません。  木を見て森を見ずといった言葉がございますけれども、中には2、3本曲がった木もあるかもしれませんけれども、今後それをしっかり直していただくことによってしっかりした森になると考えておりますので、そういった意味も含めまして賛成討論とさせていただきます。よろしくお願いします。 218 ◯委員長馬場和子さん)   ほかに討論はございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 219 ◯委員長馬場和子さん)   なければ、議案に対する討論はこれにて終了いたします。  以上をもちまして、全議案に対する質疑および討論を終了いたします。  ただいまから採決を行います。  まず、議案第67号令和2年度(2020年度)彦根市一般会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議がございますので、起立により採決いたします。  議案第67号は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方々の起立を求めます。    (賛成者起立) 220 ◯委員長馬場和子さん)   ご着席ください。  起立多数であります。  よって、議案第67号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第68号令和2年度(2020年度)彦根市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 221 ◯委員長馬場和子さん)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第68号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第69号令和2年度(2020年度)彦根市病院事業会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議はございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 222 ◯委員長馬場和子さん)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第69号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第70号令和2年度(2020年度)彦根市水道事業会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議はございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 223 ◯委員長馬場和子さん)   ご異議なしと認めます。  よって、議案第70号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  これにて、本委員会に付託されました案件の審査を終了いたします。  なお、本委員会の審査結果報告書等の案文につきましては、委員長にご一任願いたいと存じますが、これにご異議はございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 224 ◯委員長馬場和子さん)   ご異議なしと認め、そのように取り計らいます。  以上で、予算常任委員会を閉じます。  お疲れさまでございました。                                 午後7時16分散会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...